山の写真集 (2008年冬 特集 3-2)

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 春の新緑、秋の紅葉、夏山を主としてトレッキングをした記録写真を紹介していますが、今回も番外の冬です。

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 蔵王の樹氷見物と蔵王のアイゼン登山の写真です。


  蔵王・樹氷の地蔵山、熊野岳登山  撮影 : 2008/3/12
地蔵山、熊野岳登山編

蔵王地蔵尊
(賽銭箱は雪上にスキーで乗っている)

 山頂駅広場と三宝荒神岳
(縄張りされている)

ロープウェイ地蔵山頂駅
(中央奥の人がザンゲ坂方面)

樹氷見物のみでは体が鈍るし天気も上々なので、蔵王の最高峰の熊野岳(1,841m)(日本百名山)まで登山することにしました。
山頂駅を出た広場にある 諸願成就・災難よけの「蔵王地蔵尊」に先ずは安全祈願。お地蔵さんの高さは2.34m(+台座の高さ0.34m)あるそうです。今年は雪が多めで肩まで雪に埋もれています。
登山コースへは一般観光客が立ち入りしないように縄張りがしてあり、そこをくぐって地蔵山(岳)に向かいます。ここでスパッツと軽アイゼンをつけて登山開始です。

三宝荒神岳の東南斜面の樹氷

 同左から右側の樹氷

地蔵山へ登る

蔵王は、主峰の熊野岳(1,841m)、地蔵岳(1,736m)、三宝荒神岳(1,703m)、刈田岳(1,758m)、杉ヶ峰(1,745m)、屏風岳(1,817m)、不忘山(1,705m)等16の山の総称で、蔵王連峰と呼ばれています。ロープウェイ地蔵山頂駅から地蔵山のみの往復なら約30分です、熊野岳迄の往復なら約2.5時間です(冬季)。但し冬の登山は終日晴天が持続する日でないとやるべきではないでしょう。ガスったり吹雪いたりすると踏み跡も無くなり方向を見失います。

地蔵山の東斜面の樹氷

地蔵山頂上から熊野岳

地蔵山付近から北西斜面

晴天であれば、地蔵岳頂上から 「飯豊連峰」「朝日連峰」「月山」「鳥海山」が一望出来ますが、今日は快晴なのに春霞か黄砂なのか遠望が利きませんでした、今回唯一残念だったことです。 今日は暖かく-7℃位でした。

小屋跡?樹氷?

百名山の熊野岳へ

馬の背と刈田岳
(熊野岳御釜側分岐から)

地蔵山から熊野岳へは道は広くてなだらかな道です。木製の案内ポールが約20メートル間隔で並んでいるので迷う事はないでしょう、トレースもしっかり見えていますが踏み跡は早朝でしたのでありませんでした、たまには雪を踏み抜くこともあります。
今回は、軽アイゼンと防寒登山靴とスパッツとストック1本の足ごしらえでしたが、稜線の雪は締まっていますので、熊野岳往復なら、スノーシュー又は和かんじきは不要と思います。

御釜を望む
(熊野岳御釜側分岐から)

 蔵王主峰・熊野岳(百名山)頂上
(1,841m)

刈田岳(手前中央)
(熊野岳頂上から)

熊野岳御釜側分岐から熊野岳頂上迄はトレースがありませんでした、それらしき踏み跡(固めの)を選ばないとズボット潜ります。
御釜の湖面は雪に覆われてエメラルド色は見ることが出来ないので近寄って撮影をしませんでした。 刈田岳を超えた先に坊平(ライザワールド)があり、縦走が出来ます。御釜・刈田岳は宮城県側で宮城蔵王の上部になります。刈田岳を超え坊平迄足を伸ばすのであればスノーシューが最適と思います。坊平ではスノーシューイングやかんじきハイクが盛んです。

 熊野岳頂上付近から地蔵山
(右は三宝荒神岳)

熊野岳から地蔵山へ戻る

熊野岳から地蔵山へ戻る
(山頂駅付近の広場に観光客が)

地蔵山から樹氷高原駅へ下るのなら和かんじきが良いでしょう。 ロープウェイ山麓線下は樹氷は無く冬のスノーハイクが出来るようですが、ここも和かんじきが良いようです。ここはバックカントリーの世界です。
スノーシューは下りに弱い(滑り易い)ので、蔵王では和かんじきだと決め付けられているようですが歩く場所により選択・併用すべきと思います。蔵王でも最近はスノーシューを使う人が増えつつあるそうです。


登山中の風雪の造形編

熊野岳への途中の風雪の雪紋様

 熊野岳への途中の風雪の雪紋様

熊野岳への途中の風雪の雪紋様

緩やかな大雪原に風雪により創造した雪紋様(シュカブラ)とエビの尻尾、眼下の樹氷林、モノトーンの世界での青空と白のコントラストは蔵王の冬山の魅力です。

道標に張り付く エビの尻尾
(熊野岳への登りから)

エビの尻尾
(熊野岳への登りから)

エビの尻尾
(熊野岳への登りから)

エビの尻尾 小屋跡?
(熊野岳への登りから)

熊野岳
(熊野岳への登りから)

熊野岳斜面の雪紋様
(熊野岳への登りから)

エビのしっぽ は、先端や外側部分で風上に向かって成長するため、幾つも重なり合って群れをなしています。これが樹氷独特のスタイルを造り出します。

地蔵山への登りからの樹氷

地蔵山への登りからの樹氷

 地蔵山への登りからの樹氷

樹氷はアイスモンスターといいますが、スノーモンスターともいいます。樹氷の「氷」はアイスですからアイスモンスターが正確です。何故アイスなのかというと最初に過冷却水滴(エビの尻尾)が付くのでこれは「氷」なので樹氷となったようです。その後雪も付くのでスノーでもよいのですが、語源の話でした。

地蔵山への登りからの樹氷

 熊野岳への登りからの樹氷?

熊野岳への登りからの樹氷?

樹氷の表面はエビの尻尾になっていますが、稜線では、中身はアオモリトドマツ以外のもので、エビの尻尾の塊のようになったものもあります、地表面の紋様にも一面エビの尻尾が付いています。


アイスモンスター達の表情編

オオム、犬、猿人形

 キス チュッ!

 オオムの鼻とひよこ

 赤ちゃんを抱っこ

 熱烈キス

ねずみと熊の登山

 ロボット

 

 ぬいぐるみ

合成された顔&白鳥

                    アイスモンスター達の表情をスライドで見る

 宿泊ツアーに於いては、晴れで樹氷が満足に見れる確率はいたって少ないと思われます。従って晴れの予報なら夜行の直通バスで決行しようと待ち構えていたのですが、チャンスはなく3月に入ってしまいました。西高東低の気圧配置が緩み、晴れの予報が出るようになりましたが、それに伴って樹氷が消えてしまうおそれがありますので、最後のチャンスとばかり蔵王行き直通バス(蔵王温泉朝着の夜行)を予約したのでした。
 昨年も狙ったのですが、暖冬で雨が降り樹氷が崩壊したり、吹雪で復活したりで、なかなか都合が合わず実行できなかったのです。又天気予報と現地情報をにらめっこしていると中々蔵王に向かうチャンスは無くなり、直前の思い切った決心が必要となります。蔵王の樹氷見物は難しい所とつくづく思いました。
 通常のバスツアーでは、夜行バスであっても年配者がほとんどなのですが、今回の直通バスは若者(学生)が9割以上でした、スキーとスノボーの客ばかりでした。 
 名湯・蔵王温泉も夜行の威力でゆっくりと楽しめました、蔵王温泉は強酸性の硫黄泉で、湯量が豊富(一日8700トンものお湯が噴き出しているそうです)、日帰り温泉施設もあり、旅館・ホテルでも入浴OKです。温泉が濃いので、立ち寄り湯では、源泉、1/2に薄めた浴槽、普通の湯と好みで入れるようになっていました。源泉は強烈で、私には薄めたお湯が丁度良かったです。
 蔵王ロープウェイ山麓線の駅の1階には、こじんまりとしたロッカー、更衣室、洗面所があり、暖房もされていて、夜行バスを使った場合は利用価値があります。

                「蔵王・樹氷 」 は、こちら (その1へ戻る)からどうぞ。


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J.S Bach /ゴールドベルク変奏曲
MIDI作者:Windy
http://windy.vis.ne.jp/art/